本来ならば、喜びと期待感に包まれ歓迎されるPCソフトのバージョンアップですが、余りにもタイミングが悪いですよね・・・正直、音楽関係のほとんどの人々がジリ貧にあえいでいるコロナ騒動の真っ最中で、実際、存続の是非まで考えているトコロも少なくないのですよ・・・現実的には悩ましいばかりです。
バージョンアップには、それに伴う " システムの拡張 " も必須になります。 多くの作業を短時間で処理するための複雑多岐なシーケンス制御を要するコトになるため、コンピュータシステムの増強が必要になる場合がほとんどなのです。 バージョンアップとは、すなわち、そういうコトという認識でいるほうが良いのですよ。 こうした進化というのは " コンピュータ言語 ( プログラム ) " が加えられることで機能が増強され、安定するというコトに他ならないので・・・。
ウインドウズも新世代に突入しますし、多くの音楽ソフトもソレに合わせてバージョンアップする方向ですから、出来れば " ド~ンとまとめて乗り換えじゃ~!! " にしたいワケです。 Cubase のバージョンアップでは、USBドングルによる認証そのものの見直しまで行われ、ドングル失くした、とか、ドングル壊れた、なんていう手痛いトラブルから回避出来るコトとなり、この些細なようで大きな変更は、効果絶大でしょうね。 これは拍手で迎えたい変更ですよ。
音楽ソフトを使用する作業のスタイルとして、ベースになるビルドタイプのデスクトップPCにてミックスダウン以降の処理をし、それ以外は可動タイプのノートパソコンやその他モバイル系のタブレット端末等の機器にて賄う方法が広く一般的なので、今後の作業手法の多角化も視野に入れると、良いコトも多過ぎる実に悩ましい " バッドタイミングなバージョンアップになってる、というコト " なんですよ。 あっ・・・スルッと " 今後 " とか書いちゃったけど、苦境に喘ぐ僕に " 今後 " はあるのだろうか?? ホントに悩ましいのはソコだねぇ・・・。