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WEST SOUL JAM ~とびたいきもち~

かけがえのない日々のイロイロ

ナカナカ優秀でした

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ナカナカ優秀でした

ポチっとした " ホール取り付け型アコギ用ピックアップ Adeline B-99 " が届きましたので早速チェックします。 形は " ホール取り付け型のマグネットタイプ " とほぼ同様ですが、若干、軽い気がします。 それが良いのかどうなのかも含めて、試奏してみないと判断出来ませんが、コレにはコンデンサーマイクとプリアンプも組み込まれているようなので、よくまぁココまで軽量化しましたね、というトコロは評価すべき点です。

そして音質ですが、まず個々にライン入力した音をヘッドホンでチェックです。 " マグネットからの出力音 " についてですが、コレはとても優秀だと思います。 ノーマルですと若干、中域低め ( 500Hz ) にピークがあるので、そのコトを承知していれば、非常にマグネットらしい素直な音だと感じます。

そして " コンデンサーマイクからの出力音 " についてですが、コレは少しクセが強いです。 おそらくは音が濁らないようにという配慮だと思うのですが、かなり意識的に中域 ( 1,000~2,000Hz ) を絞っているような気がします。 そしてハッキリとはつかめず特定にまでは至りせんでしたが、100Hzよりも低い帯域のどこかが、少し強くなっているので、その帯域ではハウリングがおきやすく扱いが難しいかもしれないですね。 

というコトは・・・そうなんですよ!! マグネットからの音とコンデンサーマイクからの音が混ざれば補い合う関係になってるワケで、その加減は購入した方のお好みでブレンド出来ますから、そういう自由度の高さは良いと思います。 が、ソレゾレにウイークポイントもあるので、ソコで無理をするとハウリングやノイジーな状態になる可能性もあります。

特にライブ等での使用の場合、マグネットタイプの出音よりもコンデンサーマイクからの出音はハウリングを起こしやすいですから、アコギのホールがモニタースピーカーからの音で干渉しないよう向きや距離を考慮しなくてはいけません。 ハウリングというのは出音を再びピックアップが拾ってしまい同じ帯域の同一信号をグルグルと強調してしまう現象なので、スピーカー出力に対してピックアップが45度以上の角度を保てることや、振動がアコギのボディから伝わりにくくなるような工夫 ( スピーカーから離れるとか向きを考えるとか ) が大切です。

これはどんなピックアップについても起こりうることで、可能ならばモニタースピーカーを使用せず、PA卓からラインでイヤホンタイプのモノをライブ時のモニターツールとして使用する方法が好ましいと思います。 ( こうしたセッティングには " 慣れ " が必要です、が、慣れてしまうと、その良さに感激もします )


今回、試した " Adeline B-99 ピックアップ " は無理さえしなければ、そして素直な出音を楽しめる方にとっては、安価ですし理想的な " ホール取り付け型アコギ用ピックアップ " だと思います。 上手いセッティングに出来れば、いわゆる高価なピックアップとも互角に渡り合えると思います。 ただ、高価なピックアップでは、更に使い勝手も良く、トラブルを回避出来る品質があるコトも付記しておきます。

結論 : 無理さえせず、素直な " ブレンドセンス " での使用であれば、ナカナカ優秀でした。 としておきます。 僕も使用してゆきますから、また気付いたことがあればお伝えします。
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