「 角川映画 」の45周年を記念し、11月19日(金)からテアトル新宿、EJアニメシアター新宿、ところざわサクラタウンにて「 角川映画祭 」が開催されています。 そのラインナップは実写・アニメあわせて31本。 なかでも目玉作品となるのは、本映画祭で世界初披露を迎える『 犬神家の一族 』4Kデジタル修復版ですね。
４Kデジタル修復がどんなものか、何がどれほど違うのか、を知らせてくれるムービーもネット検索すると観られますから、少しでも関心のある方はご覧下さい。 僕はこの 市川 崑 監督作 『 犬神家の一族 』という作品が大好きで、もう何度観たか分からないくらい観てます。 市川 崑 監督は、７６年公開版と後に同一脚本でキャストは再選しての撮り直し ( 何故再び撮ったのかな?? ) をしたモノと２作公開しています。
僕はどちらも好きなのですが、やはり７６年版はホントに魅力に満ちていて、ついつい繰り返し観てしまいます。 隅々まで魅力的でチラリと挿入されている短いカットまでそのひとつひとつが素晴らし過ぎるんです。 無駄なシーンは見当たらず、さりとてただただ情報量が多いというだけでは無く、情感や心理描写に繋がる効果的な映像表現も多彩で、今観ても斬新だ、と思わされます。
この「 角川映画祭 」は、今後全国順次開催を予定していますが、劇場に足を運べないという方もご安心下さいね。 なんと来たる 12月24日(金)、そう!! まさしくクリスマスイブにですね・・・充実の映像特典や190ページ以上の完全資料集成が同梱された『 犬神家の一族 』4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray が発売されることが決まっていて、すでに色んな販売サイトで予約注文の受付も始まっています。 僕はもう今年頑張った自分へのご褒美として購入予定であります。
『 犬神家の一族 』がクリスマスにふさわしいか否かはちょっと疑問ですが、最新の技術で磨かれて美しくなった 『 犬神家の一族 』 を鑑賞出来るのは、やはりウレシイのですよ。 好きな僕からすれば最高のプレゼントなんです。 多分、『 犬神家の一族 』4Kデジタル修復 Ultra HD Blu-ray が手元に届いたらヘビロテですよ・・・もう何度観たのかも分からないくらい観てるというのに・・・。
