忍者ブログ

WEST SOUL JAM ~とびたいきもち~

かけがえのない日々のイロイロ

急にどうした!? 的な温かさ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

急にどうした!? 的な温かさ

ここ数日は、この時期らしい底冷え感も薄れ、重ね着してる服を脱ぐ場面もあった中、昨日の愛知は2月としては異例の20度越えを記録しました。 急にどうした!? 的な温かさだったのですが、すぐにまたこの時期らしい気温となるようで、まだすぐに " 春 " というワケにはゆかないようです。 気まぐれなアップダウンに翻弄されること無く、着るモノで調節して下さいね。

少し前に LITTLE FEAT ( リトルフィート ) というバンドの曲を紹介しましたが、何かと反響がありとてもウレシイです。 このバンドはアメリカ西海岸で結成され、70年代に大活躍しました。 彼らは " ミュージシャンズ ミュージシャン " などと呼ばれ、広く一般の音楽ファンよりも音楽業界に関連しているアーティストや音楽家の支持を得たちょっと個性的な音楽集団です。

でありますから、日本にも彼らを大好きな方々が多くいて、その一例が 矢野顕子 さんです。 なんと矢野さんの " JAPANESE GIRL " という1976年リリースのLPレコード、A面・B面含め全10曲のうち、A面の5曲は、LITTLE FEAT のメンバーがガッツリ演奏しています。

とはいえ 矢野さんはご自身で鍵盤を演奏されますから、LITTLE FEAT のキーボーダー・ビルさんはこのカルフォルニアのスタジオでの録音セッションには不参加なんですね。 あたかもビルさんのようなピアノプレイも聴けますが、それは矢野さんの演奏です。

残念ながらCD化はされていないアルバムですが、機会があればお聴きいただきたいです。 何とも個性的な作品群に仕上がっています。 こういうのってガッツリったってソコまでのことは無いんじゃないの?? なんて思いますよね、それがねホントにガッツリでビックリですよ。 2020年の今聴いても魅力的なサウンドになっています。 音楽好きは " 矢野顕子 JAPANESE GIRL " をナントカ探してでも聴くべしですよ!!

LITTLE FEAT のサウンドって、そもそも濃いのだけれど、当時の矢野さんの個性も負けずに濃い ( ちなみに現在は更に濃いですが ) ので、高次元でミックスされちゃってて、イイ意味で " 風変わりな音世界 " が完璧なバランスで成立しています。 何よりも LITTLE FEAT のメンバーが、矢野さんの世界観を理解し、バックに徹しているコトに鳥肌モノの感銘を受けます。

更に当時の逸話として、このアメリカで LITTLE FEAT との5曲、アレンジのアイデアは " こんなのはどうかな?? " などと LITTLE FEAT の各メンバーから寄せられたらしいのです。 つまり 矢野顕子 さんの感性に興味津々だった彼らは、スタジオでのセッションそのものが楽しくて仕方がなかったようなのです。

アメリカで過ごす LITTLE FEAT のメンバーにとって日本の文化は、まさに異質な文化。 でもそんな未知なるものに対する真摯な姿勢や 矢野顕子 さんの感性に興味を持って録音に取り組んだ姿勢も、そのすべてが音源となって記録されているワケです。 音楽は国境を軽々と越えた、という良い手本です。 その苦労たるやいかばかりだったか・・・。
PR

コメント

プロフィール

HN:
WEST SOUL JAM
性別:
非公開

カテゴリー

P R