音楽シーンを賑わした素晴らしい作家の皆さん・・・その能力の高さには痺れます。 実際に唄うシンガー、演奏するミュージシャンらの輝きもあって、ずっと楽しんでいます。 最近、特定の作詞家や作曲家の特集番組もテレビ番組やネット番組で特集されるコトが多くなり、知られざる事実なども公開され、これまた楽しく観ています。
日本には、日本語を美しく使う " 和歌 " という文化が根付いていて、これには独特の節回しもあり、磨かれて来た経緯があります。 特に " 短歌 " というジャンルでは、その名の通り、使える文字数までもが限定されていました。 " 限られた文字数で多くの事象を表現する " という美の追求が、日本人の文字文化意識の根底にはあるし、僕自身も大切にしたい " 表現アプローチのひとつ " と思っています。
何しろ " 和歌文化全般 " の歴史が永いワケで、漢詩など大陸文化の影響までもを考慮すると、そのすき間をぬって " 完全なオリジナル表現 " として言語配列を存在させるのには限界もあると思ったりします。 確かにシビアに管理することも可能になりつつあると思いますよ、スーパーコンピュータなどでね。 アプローチ方法が変化しても、ヒトの想いそのものにアプローチ変化程の変化があるワケも無く、新たなクリエイターが素直に表現したコトが、どこかで何かと重複する可能性は高まるばかり・・・それで " 盗作扱い " は無情としか思えません。
ココをクリアすべく、現代のクリエイターらは、敢えて " 和歌的手法 " を離れようとしている傾向が顕著になっています。 短い言語で多くのコトを内包させる表現から " 多くの言語で細かい表現を積み重ね本論に迫る表現方法 " へとスイッチしたワケです。 重複しない為には、これしか無いじゃんか的なコトなんだけれど、どうもその悩ましさは理解されにくいようです。
記録と管理が進み続ければ、作詞と作曲はもう抜け道探しの域となります。 僕はもうそういった面倒くささから離れてノビノビとしたいので " ただそれだけ " です。 " 想い " は真っすぐが最も伝わりやすく分かりやすい、でも少しひねりがあるほうが楽しいし夢がある、っていうただそれだけ。 素直にありたいクリエイターたちには " 臆するよりも楽しむほうが全然イイ " と背中を押したいと思っていますね。 強者にとっては " 抜け道探し " も楽しいだろうし、新たなジャンルになる可能性もあるワケで、そうなれば道なき道、新たな地平をひらいたコトにもなりますね。 そういうタイプには、ガンガン進め~って思いますよ。
★ 楽しんで欲しい 松浦 湊 さん音源 → https://www.youtube.com/watch?v=wcqNjEdnAnE
★ ライブに来て欲しい 松浦 湊 さんからの動画 (↓)
https://www.youtube.com/watch?v=Y3jzTovKvLw&t=21s