太平洋上に在った大量の台風の卵たちは、大陸からの乾いた寒気により秋雨前線の南下と気流の変化を呼び、最も危険と予測された状態は、何とか回避されました。
台風16号は、低気圧から台風となりましたが弱まり、本日中にまた低気圧となり北上します。 現在、関東の東岸を中心に雨を降らせている低気圧も心配された房総半島直撃コースよりも100キロほど東の海上にズレて移動したため、最も危険な状態は避けられました。
しかし、千葉南部の台風15号由来の停電や建物の損壊など、実情が知れるにつれ復旧の困難さばかりが露呈する結果となっていて、そうした長引くライフラインの断絶による危険は更に増している状態ですから、ここは住民の避難や回避も早急に考える必要があると思われます。 一部損壊した家屋が、通電したコトにより、火災が発生したというケースもあり " 泣きっ面に蜂 " のようで言葉もありません・・・。
ただ、この大陸からの乾いた寒気の流れ込みも、そのお陰で行き場を失った暖気が、周辺に散るコトとなり、特に西日本では、この時期でも尚、最高気温が35度を超えてて、こうなると1日の気温差が、10度以上という " 最も整えにくく病みやすい状態 " となっているため、着るモノで上手く調節する必要があります。
35度から25度というのは、Tシャツでも汗ばむトコロから、長袖でもスースーするトコロまでの変化になります。 こういう場合、屋外はムンムン、室内はエアコンでクールという具合で、それぞれの場所がそれぞれの対応をします。 それにいちいち合わせるのは実際には大変困難です。 それでも、今からどんな場所でどう過ごすのかをジックリと考慮し、上手く対応して下さいね。 夏風邪は残念ながらこの時期のトレンドなんです。