ユルユルと自作曲のMV作りをしていたら、巷の普通にすら対応出来ていなくて、完全に " 進化に間に合わない " 状態になってしまいました。 このMV作りを企画した頃には、一般的なのは " フルハイビジョン " というコトでしたから、そんな中でなるべく高画質なカメラで映像や画像の記録をし、進めて来てたのですよ。
しかしながら、現在のスマホ画質もアクションカメラ画質も4Kが標準だったりして、HDMI対応のモニターにて観ると、なんとまぁ映像の美しいコトやら・・・。 このコトに限らず、こうした分野の進化のスピードの速さには、完全についていけて無い状態です。 アレコレと少しづつ、環境を整えてゆきたいのですが、何しろコロナショックの後ですから、思うようには進められないですねぇ・・・。
すでに音質の分野にて、頑張って整えて来てたワケで、それだけでも大変だったのに、今度は映像なのか、とグンニャリしちゃいますね。 でも実際、良いモノに触れてしまうと 「 コレは素晴らしいなぁ 」 と完全に飲み込まれて思ってしまうから、そういう素直な思いには抗えないですね。 ただ願うのは、個々が " 安い買い物では無い " ので、もう少し進化のスピードは緩くてもいいんじゃないかな、などと思ったりもします。 今後もこうした技術の進化が加速度的に成されるのなら、その都度、頑張って対応するほうとしては、そのための予算がバカにならないのでね。
良いモノが良いコトは認めますが、すでにフルハイビジョンで作っちゃったモノを廃棄して、新たに作り直すパワーは無い僕。 次回作は是非とも4Kで作ってみたいモノです。 で、きっとその頃には8Kが当たり前になってたりして再度グンニャリ・・・。 悔しがる己の姿が目に浮かびます。
PS. 市川 崑 監督が 『 犬神家の一族 』 後になって撮り直したのはひょっとしたら映画の標準画面アスペクト比が時代と共に変わって来たからかな、とふと思いました。 テレビのアスペクト比もワイド化の方向に変化してるからね。 僕は " 古い映画ばかり観てる派 " なので、左右に黒い部分があるコトが我慢ならないっていうコトは全然無いんだけれど、気になっちゃう人は居るだろうなぁ・・・。
僕の感覚では、左右を合わせて拡大し、あるハズの上下の映像がカットされるなんてコトや、上下を合わせて左右が削られるような状況になれば、ソレの方が我慢ならない・・・。 編集時の " より良い作品表現としてのトリミング " や編集作業は重要な " すべきコト " だけれど、コレでOKとされた映像作品に映ってるモノは " 漏れなくすべて観たい " というか " 感じ、味わいたい " と思う。