僕のHPにて掲載している写真特集の " 桔梗塚 " の内容で一部、訂正すべき内容がありました。 それは明智光秀公の墓石についてです。
以前、現地の廟所を訪れた時には、神社内の説明文を拝読して、そこに " 高さ106cmの石塔 " と " 高さ112cmの五輪の塔 " がお墓だ、という内容がありましたので 「どちらでも良いのだな」と思っていました。しかし、先日、何気なくネット動画を観ていたら、この塚を今も守っておられる荒深さんが、この塚の説明をしておられる動画に出会い、そこで 「角ばったほうがお墓で、丸いほうは魔除けだと聞いています」とおっしゃっておられました。
当方が作成した写真特集の公開から残念ながら、しばらく時間が経過しておりました。 僕はもう " どちらでも良い " ものと思い込んでいましたから " ハッキリと確かめるすべも無いものなんだな " と勝手に思い込んで追跡調査もしませんでした。 しかし、現在も塚を守り続けておられる方が、動画で塚の詳細を語っておられる・・・なんと素晴らしいことか・・・感激で震えました。
どちらでも良いワケでは無い・・・それが分かれば、即刻、大喜びで訂正させていただきました。 分からなかったコトや曖昧なコトは " 分かる " っていうコトがとても大切です。 僕ももう間違えませんよ、角ばった五輪の塔 ( 高さ112cm ) こそが " 明智光秀公のお墓 " であります。
☆ 動画アドレス → https://www.youtube.com/watch?v=DupjnA8K4MI&t=20s
この塚が在る岐阜県山県市は、今もホントに素朴で素敵なトコロです。 一人でも多くの来訪者に恵まれ、光秀公の魂が昇華できれば素敵なことだな、と思います。 訂正に先駆け、深夜からクルマを走らせ改めて塚の撮影に行きますと、以前には無かったプラカード表示も在りました。 塚を守り続けておられる荒深さんをはじめ地元関係者の皆さんの真摯で実直な活動に感激しました。
PS. この記事を公開後、新たにメールをいただきました。 それによると " 現地来訪者が、丸いほうをお墓だと思い込んでしまう要因 " として、現地に在る看板 「 桔梗塚周辺案内マップ 」 のイラスト表記が混乱を招いているのでは、ということでした。 改めて確認すると看板には、墓として確かに " 丸い石塔 " が描かれてますね・・・なるほど・・・ご親切にありがとうございます、優しい方よりのメールにも感激ですよ・・・でも真実は " 角ばったほう " ですからね。 ホントが判明すれば今後、表記等はイロイロと変わると思います。 大切なのは " 分かること " です。
PS. 更に追加情報として、角ばった高さ112cmの墓石は、その材質や形状から " 戦国時代に祀られたもの " という鑑定がなされているそうです。 丸い高さ106cmの石塔は、何らかの理由で江戸時代か、それよりも以後に祀られた石塔である可能性が高く、お墓を守護する " 魔除けの供養塔 " として祀られ塔の下には " 経文が納められている " らしいです。