実は僕も気になってて、先日楽器店でチェックしたのです。 KORG NAUTILUS ( ノーチラス ) !! 潜水艦の名称ですよね、ノーチラス号。 コレ、すんごい潜ってますねぇ、こだわり感がハンパ無いキーボードですよ。
なんと 井上 侑 さんが昨夜の配信画面で実機を演奏するのか・・・というカンジだったのですが残念ながら配線がバッチリでは無かったのでサウンドチェックまでは出来なかったのですが、このキーボードを使いこなせば、独りでバンド演奏も夢ではない・・・というくらいすんごいキーボードですよ、イロイロと楽しみですね !!
KORG のピアノサンプル音源はとっても素敵で、シンプルな名器ピアノの音色をジックリミッチリと抽出した音色を備えているワケです。 いわゆる名器が揃っていますが、中でもこれまであまり一般には出回っていなかったイタリアングランドの音色が実に軽やかでイイ !! まさにイタリア~ンですよ !!
アップライトピアノの音色も特に低域の具合がとっても生々しい・・・オマケにダイレクト音にアンビエント効果も任意にプラスできる ( コレがただ残響をミックスするというのとはちょっと違うリアルなサンプリングによる効果の付与 ) ので、ピアノのサンプル音に部屋鳴り ( 環境音 ) までも出力 ( ステレオアウト ) に足せるという外部エフェクトいらずな、まさにワークステーションですよ。
ビンテージキーボードの代表格、某◯ーズ音もこだわりがハンパ無くて、歪み方や鳴りまでもがもうほとんどソレにしか聴こえないハイ・クオリティですよ・・・。 タッチセンスのパラメーターもツマミで調節出来てアナログ感覚でお好みにセットできるし、これはもう使いまくった方がイイ機能です。
オルガンサウンドも素敵でドローバー画面を呼び出しておけば演奏中でも途切れることなくドローバー操作が出来て微妙な音色変化を加えるコトも可能です。 そもそも演奏中に音色を変える場合、どんなタイミングでも前の残響音が途切れたりしませんし切替ノイズ的なモノも皆無という、いったいどうなってるんだぁぁぁぁ!! 的な素晴らしさ・・・スムーズな場面転換が求められるライブステージでの使用を1番に考えているコトが分かる " 痒いところに手が届いちゃった " 機能です。
生楽器の音をシンセのようにコントロールし扱えるシアワセ・・・味わうべきです。 まず設定すべきは鍵盤のタッチセンスと言えますね。 そのくらい自分に合ったカスタマイズが可能な " 自身のクセや好みに寄り添わせられるキーボード " です。
66鍵、72鍵、88鍵の3タイプが揃ってます。 お値段はナカナカのモノですが、機能全般から考えれば非常にコスパが良いと思います。 鍵盤奏者が搭載のパラメーターや機能を使いこなせれば、ほぼ何でもこのキーボードのみで出来るし、逆に " キーボードとして出来ないコトは何だろう " と思わされますね・・・KORG らしい良質なこだわりが非常に良いカタチで結晶化していると感じました・・・欲しいなぁ、僕も・・・。