何処と比較してのハナシなのか、というコトになるのですが、アコースティックギターのお手入れには秋が良いと思うんです。 日本の季節は四季が明確で、秋の時期の空気の具合が、ギターにとって最もストレスが無いと思うんです。
ちなみにアコースティックギター製造の草分け的存在、米国の MARTIN社 の工場は、ペンシルバニア州ナザレスというトコロに在るのですが、ソコはニューヨークから西へ、フィラデルフィアからなら北へ、それぞれクルマで2時間くらいのトコロに在るのどかな田舎町です。
北半球に在る町で、ヨーロッパならばスペイン辺りと同じような緯度のトコロに在ります。 日本の北海道よりも更に北に位置するというカンジです。 環境は気流や太陽の角度、その土地の高度なども大きく影響しますから緯度だけで決められるモノではありませんが、比較的カラッとした涼しい土地柄と言えそうです。
もちろん、その場所が " より良いギター作り " に適しているから MARTIN社 は工場を持ったと思います。 熱帯から度々湿気った暖気を浴びる夏季の日本では、条件が大きく異なるコトは明らかですよね。 それで僕は、以前より " なるべくギターケースには乾燥材を " とオススメしています。 乾燥のさせ過ぎも絶対にダメ!! オイルの塗り過ぎもダメ!! 本当はきめ細かく適度なケアが望まれるモノなんです。
日本の秋くらいがちょうどイイんです。 日本でも真冬は乾燥し過ぎ、つまりこの点では日本は上下が激しいんです。 湿度変化の大きさが四季を生んでいると言っても過言では無いでしょうね。 この時期に弦高調整等をキッチリ行うと、おおむね良好な状態で1年楽しめると思います、皆さんも是非是非、お手入れを!!
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